犯人はおまえだ!マグネットローター粉砕事件

セルすら回らない重症ムードなカタナ。なんとか回したい!なんとしても回したい!もしエンジン内部の故障(焼き付きやベアリング類の破損)なら大出費、すなわちあと数カ月間はカタナは眠ったままになってしまいます。それだけはイヤ!セルを車体に差した途端回らないってことは(接触不良はチェック済)ギアやクランク周りで何らかの抵抗があるってことですが、重大要素をつぶすべくクランクが直で回るか確かめてみました。

エンジン右前の小さい丸いカバー(点火タイミングを決める信号をだすとこ)をはずします。オイルは漏れないのでご安心を。六角に2○mmの巨大なスパナを合わせクランクを直で回してみると、かなり抵抗があるものの「グキュキュ…」と少しだけ回ります。でも反対回りにはまったく動く気配なし。その状態でバッ直でセルを回してみると少しだけ回ったものの「シャシャシャー…ガッ!」と異音とともにビクともしなくなりました。そのとき同時にオルタネーター側から「シャラシャラシャラ」と怪しさ全開のサウンド!これは怪しい。

オルタネーター周りの状態を確認するためカバーをはずします。こっちはエンジンオイルが入っているので注意です。カバーをはずすとそこには目を疑うような光景が…。なんと、マグネットローターの磁石がボロボロに!3分の1の磁石が割れて粉砕してあちらこちらに散らばっていました。しかもステーターコイルの全体のコイルの内3つが、芯ごと斜めに曲がっていて悲惨なことになっています。

6月にカバーを開けたときの写真を見返してみると、オレンジの接着剤は部分的にはげてはいるものの粉々にはなっておらず、ステーターコイルも正常でした。たぶん。ということはとどめをさしたのはさっきの「ガッ!」なのね。でもラチェットでクランクを直で回してみると正常に回るので、どっちにしても抵抗になっていたのはオルタネーターだったようです。試しににローターからはずれた磁石やスラッジをすべて取り除き、カバーを戻しセルを回してみると今までがウソのようにシュルシュル回りました。こりゃオルタネーター周り交換ですね。

そう思っていましたが夜になって「発電は微妙でもバッ直でエンジンはかかるのでは!」と思い立ち挑戦。セルが回るようになったことで一気に希望の光が差し込みましたよ。キャブはO/Hしたし要因はかなり減ってきました。普通に走るのは無理でもとにかく始動だけでも確認したいのが親心ってもの。

オルタネーターのカバーを付けて、ろ過したオイルを戻して、ガソリンをPRIにして、バッテリー同士をつなげて、サイドスタンドを上げて(安全装置有り)、キーをONにして始動開始!…セルは正常に回るもののまったくかかる気配すらありません。プラグは火花が飛んでいます。ん?よく見るとタンクからガソリンが流れていません!ONでもPRIでも非常に流れが悪い。ここでKSRタンクの登場、最新のカワタナの完成です。キャブのドレンを開けてガソリンが来ていることを確認。再始動…ダメポ。こんな感じで本日もオヤスミなさい。

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