テール大改造計画 その8 ~四日戦争、最強最光LEDテール~

とうとう…とうとう完成しました!!配線図も載せたいところですがもちろんそんな元気は残っていません。参考にされるかたは写真を解析してください。前回の通り、15個の赤LEDを上8個下7個の横2列に配置します。三端子レギュレータはスモール入力とブレーキ入力で別々に設けています。それとバックライトの導入は見送ることにしました。後付けできるし、どうせやるなら超広角のPowerFLUXを使いたいってことでそのうちやります。では興味あるかたは制作期間4日間の軌跡をどうぞ。無駄に長いですが。

1日目

エルパラから届いた小包にはたくさんの電子部品。初めての本格的電子工作なので大興奮です。さっそくLEDの明るさをチェック。赤LEDは22000mcdだけあってかなり明るく、直視し続けたら自衛隊に入れません。後続車には迷惑かも…ごめんよ。白LEDも45000mcdとめちゃくちゃ明るいんですが、照射角が15°とかなり狭いのでそのままではナンバー灯としてはイマイチ。ただレンズの表面を紙ヤスリで削ると拡散するらしく、その前提で購入したので全然OKです。

次にユニバーサル基板を2列切り出していきます。“回路図”は書きましたが、配線図はまだなのでじっくり考えながら切り出し。穴に合わせてカッターで切れ目を入れ、ペンチとかでゆっくり曲げるとそこからパキッと割れます。あとはヤスリで仕上げればキレイになります。リフレクターのベース部を忘れないようにLEDに付けて基板にハンダ付けしていきます。

ここで最初の失敗。LEDを6個つなげたのでワクワクしながら点灯チェックしてみると、3個はきちんと点いたものの、残りの3個が小さくピカピカッと光った直後消えてしまいました。まさかと思いよく見てみてみると…あーあ!やっちまった!間違って抵抗のうしろに配線してしまい、直で電流が流れてしまいました。LEDの光源は黒く焦げ、もう永遠に光を放つことはありません。ご愁傷様です(泣

くじけません。予備のLEDを付け直し念入りに配線チェックしながら2列つなぎ終えました。列の間はあとでジャンパー線でつなぎます。恐る恐る点灯チェック。やりました!むっちゃくちゃ眩しいです!直視はもちろんちょっと横からでも、60°と広い照射角のおかげで視認性良好です。ここまですでに2時間。

次はナンバー灯の白LED。18mAのCRDを使用します。LEDはヤスリでまんべんなく削ってかなり拡散するようになりました。真横から見てもレンズ自体が発光してる感じ。これは期待できそうだぜ。ナンバープレートは結構角度を付けるつもりなので、ナンバー灯もそこまで下向きにしないでも大丈夫。

続けてレギュレーターの取り付けですが、なんせスペースが限られているので、配線に悩みまくって気付けば数時間経過。でも悩んだだけあってバランスよく配線できましたよ。冷却フィンの場所なんてすばらしいじゃないですか!しかし!チェックしてみると突然白LEDが点かなくなりました…あーあーあー!ハンダがおかしい事になってショートしちゃってますね…。時すでに午前4時。予備の白LEDをヤスリがけしながら眠りにつきました。

2日目

新たに白LEDを付け直し、ダイオードと入出力の外部配線、減光用の抵抗も追加。とりあえず抵抗をつけた側の1列だけチェックしてみると、はっきりと減光されていてひとまず安心。ナンバー灯も2個で十分な光量でした。でもここでまた問題…。スモールだけじゃなくブレーキのみ入力の場合もナンバー灯が点灯してしまいます。しかもちょっと暗くなる。レギュレーターって逆流するもんなの!?たしかレギュレーターはIN側よりOUT側の電圧の方が高いと壊れるとかどーとか。大丈夫かな。まあどうせブレーキのみ点灯させることってあんまりないからいいかな、とかこのへん妥協してます。

白LEDが微妙に暗くなることについて蛇足。これはブレーキ入力→ブレーキ側レギュレーター→テールランプ→スモール側レギュレーター→抵抗→CRD→白LEDって順番で逆流して、抵抗を介してるからだとは思うんだけど、220Ωを通ってる割にはちょっとしか暗くならない。前回も触れたけど、やっぱりCRDと抵抗を併用するのはよくないみたいですね。勉強になります。

さて次に2列の基板をつなげるためのステーをアルミ板から切り出し。基板に接着できる面が少ないのでステーも細めで強度的にはちょっと心配です。2列の配線を連結して改めてチェックしましたが、ブレーキ時は最強最光です!スモール時もいい感じに減光されていて大満足。単純に100Ω×5個の合成抵抗20Ωを約10倍した220Ωを選んだんですが、正解だったみたいです。発光部分はこれにて完成!

3日目

今日はレンズの制作です。え!?って思われた方、ありがとうございます。そうですすべてが手作りなんです。材料はなんと100均で買ったクリアファイル。できるだけ透明度が高い物を選びました。何度も発光部分やテールカウルと合わせながら成形して4時間かかって完成しました。ぱっと見クリアファイルとは思えない立体感で大成功。レンズ塗装スプレーで赤にしようとも思ったんですが、カッコイイLEDリフレクターが見にくくなるし、とりあえずクリアテールのままでいくことにしました。

続けて発光部分をフレームに固定するためのステーを制作。方眼画用紙で型紙を作り0.5mm厚のアルミ板を切り出します。ボルト穴と外部配線の穴を開けて折り曲げたら、定番のカーボンシールで仕上げます。ナンバー灯が正面から見えないようにアルミ板で目隠しをつけて、最後に発光部分とレンズをグルーガンで接合すればテールランプの完成です!朝から始めたのに時計は夜の11時を回っていました。おつかれ自分!

4日目

今回キャリアを利用してハイマウントストップランプを付けようと目論んでいたんですが、ふとナンバー下に付けるプレート型の反射板に、横から赤LEDの光を当ててみたところ…カッコイイ!これはイイぞと計画変更。ハイマウント用にLEDを5個余分に買っていたんですが、初日に3個死んだので残りは2個。丁度それを反射板の左右から当てることにしました。

基板はナンバープレートのうしろに貼り付け、LEDが飛び出すように写真のように配線。18mAのCRD3個で54mA流れます。光源が見えるとカッコ悪いので、アルミ板でカバーを作りました。グルーガンで防水して光漏れがないようにすれば完成。点灯チェックしましたが、反射板が発光してるかのような光り方でシャレてます。これをブレーキ連動で配線。なぜか今回のなかで一番満足。笑

最後はウィンカーとナンバープレートをフレームに固定するためのステーを作りました。ウィンカーは今後社外品に変える予定なので、あんまりしっかりつくるとアレってことで、汎用の棒状ステーで応急処置しときました。ナンバープレートは重量があるのでいつもの0.5mm板じゃちょっと(いや、かなり)不安。なので新たに1mm厚のアルミ板を買ってきて制作。頑丈なステーの完成です。ついでにその6で作ったフェンダーレスキットの棒材との接着が取れていたので、板に数カ所穴を開けてタイラップで棒と固定し強度アップ。

さあいよいよすべてを取り付けるときがきました!もちろん問題発生です、はっはー。制作したステーがカウルに干渉してキッチリ閉まらないのです。日付が変わり寒空の下凍えながら修正分の採寸。接着したレンズを剥ぎとり、ステーを曲げ直して応急処置。後日新たにステーを作り直すことにします。それとせっかくなので、ブレーキのみ入力の場合にナンバー灯が点灯する問題も解消。スモール側の抵抗と整流ダイオードの位置を調整することで解決しました。

完成!

寝る間を惜しんで作ったかいあって、最終的な満足度は95%と大成功。無理ぎみに付けたのでレンズが微妙にズレてるのと、スモールの時にチラつくのが気になるので-5%…せっかくレギュレーター入れたのにぃ!でもくじけません。自作レンズはパッと見じゃ本物みたいだし、光量も完璧。あー頑張ったかいがあったよ。ウィンカーもLED化したあかつきにはHIDを25Wから35Wにグレードアップしたいですね。

使用した材料

下記は今回の材料一覧です。初めて自作される方、参考にされてくださいな。

自作LEDテールランプ材料一覧
品名単価数量価格
ローコスト基板 90×150mm¥2801¥280
OptoSupply5mm広角赤色 OSR5CA5B61P¥3017¥510
OptoSupply 5mm白色 OSW5DK5111A¥402¥80
小型1/2Wカーボン抵抗 100Ω¥65¥30
1W酸化金属被膜抵抗 220Ω¥201¥20
CRD E-183¥404¥160
一般整流用ダイオード 1N4007¥152¥30
LM2940CT-12¥1502¥300
積層セラミックコンデンサー 50V 0.1μF¥102¥20
電解コンデンサー 25V 33μF¥302¥60
小型アルミ放熱器¥572¥114
電線UL1007 AWG20 0.52sq 赤 1m¥501¥50
電線UL1007 AWG20 0.52sq 黒 1m¥501¥50
六角リフレクター¥2915¥435
その他材料(キボシ端子、アルミ板、カーボンシール、プラ板、グルーガンなど)---
合計¥2,139

余談ですが、アルミ板を切りたい方にオススメしたいのがTAKAGI社の金切りばさみ。倍力タイプで軽い力でサクサク切れます。直線も曲線もこれ一本でOK。切りやすくするために刃がのこ状になっているので、切り口が少しガタガタになりますが、アルミなら切ったあとにヤスリやカッターで簡単に修正できるので問題なし。切断能力は鉄板が1.2mm、ステンレス板が0.6mm、針金が2.5mm径までなので、アルミ板なら2mmぐらいまで切れるんじゃないかな。丈夫で強力なツール、オススメです。

すべての写真 : 18photos

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